映画「カムイと生きる」が、カムイミンタラでの完成披露試写会や、北海道での先行上映を経て、いよいよ劇場公開初日を迎えました。

場所は、東京の吉祥寺バウスシアター。

天気はあいにくの雨でしたが、たくさんの方に来場していただきました。

初日は立ち見が出るほどの超満員。

そして、急遽登壇が決まった俳優の宇梶剛士さんが登場。

渡された花束を手に、一人ずつご挨拶。

尺八の美しい音色が場内に響き渡りました。

治造さんと宇梶さんも、岳人山さんの素晴らしい演奏に聴き入っていました。

短い時間でしたが、充実した舞台挨拶となりました。

二日目も本当にたくさんの方に来ていただきました。

この日の舞台挨拶は、治造さんと、、映画「カムイと生きる」でも、たくさんの印象的なエピソードを語っていただいている俳優の内野智さんです。

挨拶の後、お二人によるトークショーが行われました。

真面目なお話から笑い話まで、話題は尽きません。

映画でも楽しいお話を聞かせてくれた佐々木さんは、治造さんとは古くからの仕事仲間で、内野さんの先輩でもあります。

三人から、映画でも紹介しきれなかった浦川工業時代の楽しい思い出話を聞くことができました。

公開6日目。

3回目の舞台挨拶には治造さんと、弓野恵子さんが登壇。

弓野さんは、映画「カムイと生きる」でアイヌ語ナレーションを担当しています。

この日は、アイヌの楽器「ムックリ」の生演奏。

映画のオープニングでも流れる、独特な音色を持つ楽器です。

そして、上手に鳴らせた方には、治造さんから直筆サイン入りの原案本「アイヌの治造」をプレゼント。

皆さん真剣にチャレンジされていました。

弓野さんは、ムックリのレクチャー。

皆さん思い思いに、映画の余韻を楽しんでおられました。

バウスシアター最終日です。
平日にも関わらず、本日も客席は満員となりました。

最終日の舞台挨拶は、治造さん、長女の真喜子さん、次女の正美さんの親子３人です。

正美さんから、治造さんと真喜子さんに花束が贈られて、まずは一人ずつご挨拶。

お二人の言葉をじっと聞いている治造さんが印象的でした。

家族の絆が感じられたトークショーとなりました。